Vol.214 2026年7月号
TOPICS
自動販売機の進化
先日、ニュースで「自動販売機が進化している」という特集を見ました。
それ以来、散歩をするときや初めて訪れる場所では、意識して自動販売機を見るようになりました。というのも、近年は設置台数こそ減っているものの、飲み物ではなく、珍しい自動販売機や、さまざまな機能を備えた多機能な自動販売機が増えているそうです。
実際に町田周辺で見かけたことがある珍しい自動販売機といえば、化粧品や猫の餌の無料サンプル、ロマンスカーの靴下、生クリーム缶など。「こんなものまで売っているの?」と、思わず足を止めてしまいました。つい最近では、トイストーリ5のオリジナルラベル缶の自動販売機も見かけました。オリジナルラベル缶(ウーロン茶・常温)が全13種類の中からランダムで一本出てくるそうです。トイストーリー5の映画を観たばかりだったので、ちょっと欲しいかも!とも思いましたが、900円もしたので、やめました。飲み物や食べ物だけではなく、こうした映画やアニメなどとコラボしている自動販売機も増えていますね。
私自身は普段、自動販売機で飲み物を買うことはほとんどなく、外出先で飲み物がなくなり、近くにコンビニがないときに、「仕方ない、今日は自動販売機で買うか」と利用する程度です。
ところが最近では、自動販売機は災害時のインフラとしても注目されています。非常時には無料で飲み物を取り出せるものがあったり、内臓されたバッテリーによって、無料のWi-Fiスポットとして利用できたりするものもあるそうです。これは初めて知りました。
私の実家の付近の田舎では街灯が少ないため、夜道で自動販売機の明かりを見つけると、なんとなくホッとした気持ちになります。また、防犯カメラを搭載したものもあり、事件の犯人逮捕に役立ったケースもあるそうです。
さらに、40年ほど前に作られたレトロな自動販売機も、数は減りつつあるものの、今なお根強い人気があります。この辺りでは、相模原公園の近くに、うどんやそばをその場で調理してくれるレトロ自動販売機がずらりと並んでいる場所があります。一度訪れてみると、懐かしい雰囲気を味わえるかもしれませんね。
普段は何気なく通り過ぎてしまう自動販売機ですが、散歩の途中などに「どんな商品が売られているのだろう」「どんな機能が付いているのだろう」と少し気にして見てみると、新しい発見があって意外と楽しいかもしれません。
(T2)
ヘタ字のコラム
<私家版>ビジネスマンの父より息子への3通の手紙 の巻
40年ほど前に出版された『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』という本をご存じでしょうか。
社会に旅立つ息子へ向けて、人生とビジネスの普遍的原則を手紙形式で伝えたロングセラーです。その内容は今も色あせません。
私事ながら、この7月に息子が一人暮らしを始めます。小さいながらも、新たな旅立ちです。そこで今回は、30通ならぬ『<私家版>ビジネスマンの父より息子への3通の手紙』をお届けします。
第1通 小さな約束を守る
たとえば君がビジネスの現場で約束をしたとしよう。「その件については、本日中にメールで回答いたします」。このような場合によくあるのは「いつでもいいですよ。特に急いではいませんから」という反応だ。この言葉を聞いて、君はどうするだろうか。急いでいないならいいか。こうのんびり構えて数日後にメールするかもしれない。
でも考えてみてほしい。先に約束を口にしたのは誰だろう? 君だ。
すぐにもメールをするといっていたのに、何日も経ってから寄こすなんて。いい加減な人だな。相手がこう思ってもおかしくない。
大きな約束は誰でも守ろうとする。しかし守るべきは、案外こうした小さな約束だ。信頼は小さなことの積み重ねで得られる。いや、言い換えよう。小さなことの積み重ねでしか、信頼は得られないものだ、と。
小さな約束を守ること──意外だが多くの人がそれを苦手としている──は、君の、信頼に足る人物との評価につながるだろう。
人から信頼されることが、長期的な成功をもたらす生命力になることを知ってほしい。プライベートにおいてもビジネスにおいても、それは変わらない。
何かと心配になってしまう父より
3通のつもりが、1通で誌面が尽きてしまいました。残り2通はいずれまたの機会に。ちなみにタイトルはつぎのとおりです。
第2通 聞かれたことに答える─相手の質問を尊重する─
第3通 3日後の自分は他人
*手紙の内容は、息子にそうなってほしいと願うと同時に、それが十分にできていない自分への戒めでもあります。それぞれが、常に心に留めておきたい事柄です。

(駿馬)
今月のことば
サッカーにミスは付きもので、すべてのミスを防ぐようにすることはできない。完璧な人間など存在しないのだから。その一方で、ミスを乗り越える方法を扱うことは可能だ。ミスを振り返り反省して前を向くことだ。
──カルロ・アンチェロッティ(サッカーブラジル代表監督)
今月のすうじ
40年前
今号では奇しくも1面と2面で「40年ほど前」というフレーズが重なった。40年前(1986年7月)にタイムスリップすると・・・
■株価 1986年:1万7千円前後 2026年:7万円前後
■ドル円相場 1986年:155円前後/ドル 2026年:160円前後/ドル
■消費税率 1986年:まだない 2026年:10% (軽減8%)
■「写ルンです」 1986年:新発売 2026年:絶賛販売中
編集後記
サッカーのワールドカップ、みなさん見ていますでしょうか。日本が敗退してしまって、日本のメディアではあまり話題にされなくなってしまいましたね。オリンピックでも、日本が出場していなかったり、敗退してしまった競技は放送が極端に減ります。でも、1、2回戦よりも決勝の方がより高度な勝負になるはず。競技層の発掘・育成には、そういう試合こそ見せるべきでは、と思います。興味を持つ子供たちが増えたり、トップの技術を研究する機会を得たりして、将来的に豊かな選手層を形成することにつながるのではないかと思います。
(T1)
* 掲載されている情報や制度は、各号の発行当時のものです*

