Vol.207 2025年12月号
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原町田七福神めぐりはいかがでしょう~蘇る七福神~
町田で七福神めぐりができるのをご存じでしょうか。その名も「原町田七福神めぐり」
原町田七福神は、町田市制50周年を記念して2009年に各所に建てられたものです。ふつう七福神といえば、ふるい神社や寺院に祀られているもの。ところが、原町田七福神はそのような場所に限られないのがユニークなところです。商工会議所の前や駅前の広場などにも置かれています。その建立が、原町田商店街の有志によるところに由来するのかもしれません。
ともかくも、原町田七福神をめぐってみましょう(七福神めぐりの順番は、基本的には決まっていない。今回は以下のとおりで)。
◆ ◆ ◆
まずは、恵比寿神から。商売繁盛の福神様です。いうまでもなく左腕にかかえるのは「おめでたい」の「鯛」。
町田天満宮に設置されています。JR町田駅のすこし先のここからいざ出発!
商売繁盛も、家庭が円満であればこそ。ということで、つぎは布袋尊。 家庭円満の福神様です。宗保院に祀 られています。町田に住んでいる人 でも、町田天満宮に馴染みはあって も、宗保院はピンとこないかも。
じつは宗保院は町田天満宮と目と鼻 の先に位置しています。
家庭円満をお祈りしたら、つぎは頭の妙に長い神様、福禄寿のもとへ。町田商工会議所の前です。商工会議所の前だけあって、福禄寿の御利益は財宝守護。なんとなく似ている「ビリケンさん」とはまったく関係がありません。念のため。
蓄財ができたら、人がつぎにのぞむものは決まっています。もちろん不老長寿。勝楽寺の寿老人を訪ねましょう。長いお髭のご老人姿の神様は、きっとその願いをかなえてくれるはず。
つづいて、毘沙門天へ。毘沙門天は、上杉謙信がその守り神にしたことから、軍神のイメージが強いところです。でも、浄運寺のそれは福寿増長の神様とされています。
いかつい顔つきの毘沙門天の後は、唯一の女神、弁財天へ。女神がかかえているのは琵琶。「財」の字が使われているところから、弁財天にはお金の香りがします。でも、琵琶の妙なる音色からも連想できるとおり、弁財天は音楽、芸術の神様でもあるのです。母智丘(もちお)神社に祀られています。
はるばる町田天満宮からはじまった七福神めぐ りの旅もいよいよ最終章。小田急町田駅前カリ ヨン広場に大黒天が祀られています。打ち出の 小槌と大きな袋を持つ大黒天は、じつに福々し い顔をしておられます。その袋の中には、さぞ やぎっしりと財宝がつまっていることでしょう。 米俵に座っているその姿からもわかるとおり、 大黒天の御利益は五穀豊穣です。
ここで、疑問を持つ人もいるかもしれません。カリヨン広場はよく通るけれど、大黒天なんてあったかな、と。そう、カリヨン広場の大黒天に限らず、どの神様も想像以上に小さいのです。ひっそりと佇んでいるという表現がぴったり。うっかりすると見過ごしてしまいます。
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いかがでしたでしょうか。紙上原町田七福神めぐり。 実際に歩けば、およそ1時間半ほどの行程です。ただし、それは七福神めぐりに専念した場合のお話。JR町田駅方面から小田急線町田駅に向かってくるルートになるので、途中ショッピングや食事を楽しむ場所に事欠きません。それらも同時にとなると、これはもう1日がかり。でも、そんな1日はきっと楽しい1日になることでしょう。
<なぜ12月号で七福神の紹介?>
七福神めぐりがもっとも盛んに行われるのはお正月です。やはり一年の初めに神様にお祈りを捧げたいというのは人情。でもその紹介を1月号でしたのでは、じつは遅い。なにごとも事前の心構えが大切です。そこで──1月の七福神めぐりのために、あえて12月号でその紹介をしたという次第です。
<写真について/タイトルの由来>
写真は、何年か前にそれぞれ私が撮影したものです。特に写真が趣味ということもないので、なにか目的があって撮ったはず。でもなぜかその目的が思い出せません。どこかに発表した記憶もない。その意味で、数年の時を経て「蘇る七福神」なのです(なんだか三流ホラー小説のタイトルみたいですね)。
(天衣無縫)
今月のことば
首が飛ぼうというのに
髭の心配をしてどうなる! ── 映画「七人の侍」より
今月のすうじ
7
七福神、七草、七味、七五三、七転び八起き、親の七光り、なくて七癖、七難八苦、色の白いは七難隠す、七つボタン、七賢人、七不思議、七人の侍、荒野の七人、男女7人夏物語、7つの習慣、ラッキーセブン、セブンイニングストレッチ、スリーセブン、セブンスター、セブンシスターズ、セブンイレブン・・・(「7」にまつわるエトセトラ)
編集後記
先日70代の母と小学生の娘とディズニーシーに行ってきました。母はたぶんこれが人生最後のディズニーになる!と言って張り切っておりました。 朝7時から並び、20時半まで全部で10個のアトラクションやショーをヘトヘトになるまで楽しみました。合計歩数はなんと23,000歩。次の日、母は足と腰が痛く、3日間くらいは疲れを引きずったそうです。娘はさすが若いだけあって、次の日も何も影響なさそうでした。
親子三世代旅行、来年は体力差に考慮したプランにしたいと思います。
(T2)
* 掲載されている情報や制度は、各号の発行当時のものです*







