Vol.198 2025年3月号

TOPICS

サブスクのある生活

TSUTAYAを見るたびに、昔はよく通ったなぁと思いながら、便利な世の中になったなぁと感じます。昔「24」や「プリズン・ブレイク」といったアメリカのテレビドラマにドハマりしたことがあり、近くのTSUTAYAでDVDを借りてはすぐ観て、また返しに行き、また借りるという生活をしていたので、Netflixなどといったサブスクが登場した時は、衝撃を受けたのを覚えています。Netflixのようなサブスクのおかげで、いつでも家で手軽に、映画やドラマを楽しめるようになり、レンタル店にDVDを借りに行く手間や返却忘れをするリスクがなくなりましたね。  

サブスクが世の中に出始めた頃は、動画コンテンツや音楽コンテンツが主流だったと思いますが、今では種類が多様化しています。

インスタグラムのサブスク

お気に入りの有名人や、インフルエンサーのアカウントをサブスク登録すると、月額料金払うことによって、限定公開のフィード投稿やストーリーズ、リール動画、ライブ配信などが見れるようになります。月額数百円で設定されていることが多いので、比較的利用しやすいです。

学習教材のサブスク

我が家も利用しています。最初にタブレット代がかかりますが、その日のミッションをこなし、終わったらゲームもできるという仕組みで、娘の周りのお友達も利用してる子が多いなぁという印象です。ただうちの子は、ペンが滑って上手く描けなくて、すぐイライラしたり、漢字の書き取りでも正解なのになぜかバツにされたりすると、本人がやる気を失うことがよくあるので、一旦辞めることにしました。うちの子には合わなかったのですが、学習習慣は身につくし、1人でどんどんやれる子には合っていると思います。

商品のサブスク

商品のサブスクもたくさんあります。旬の農産物やお花、全国各地のパンやお菓子、オススメの化粧品が毎月届くサブスクもあるようです。今月はどんなものが届くのだろうというワクワク感があり、楽しみが増えます。

一番気になるサブスク

私が今一番気になっているのは、洋服のレンタルのサブスクです。自分の体型や好みを伝えると、スタイリストが選んだコーデが自宅に届いて、気に入れば買取もできるというサービスです。自分では普段選ばないような服も着られるので、そこで自分に似合う服が見つかり、新たな発見もあるかもしれません。

 
様々なサブスクが普及していますが、毎月支払うものなので、契約のしすぎには注意が必要です。サブスクの契約ではお試し期間があって、無料でサービスを受けられるものもあります。ただし、無料期間中に解約しなければ、有料のプランに自動的に移行して、定額料金が引き落とされてしまいます。サブスクは解約しない限り、支払いは続いてしまい、サブスクのサービスを利用しなければ、ただの募金になってしまうので、本当に必要かどうか見極めて、定期的に見直すことが大事ですね。  

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ヘタ字のコラム

人は意外に不合理⁉ の巻

心理学に、有名な最後通牒ゲームがあります。参加者のふたりが現金を分け合うというものです。
ゲームではひとりが決定権を持ち、一方が拒否権を持ちます。まず決定権を持つひとりが、現金の配分割合を決めます。その割合を拒否権者が受け入れれば、めでたし、めでたし。ふたりはその割合でそれぞれ現金を手にすることができる。でも逆に、受け入れを拒否すれば、そのときはふたりとも手ぶらで帰ることになります。決定権者も拒否権者も1円の現金も手にすることができません。

ゲームを始めましょう。現金は10万円。
決定権者が、配分割合を半分半分と決めました。おそらく、拒否権者に異存はないはず。ふたりは、仲良く5万円ずつの現金を手にすることになります。
では、決定権者が自らを6万円と決めたら・・・。
一般的には、このくらいだと、まだ拒否権が発動されることは少ないそうです。
ところが、決定権者7:拒否権者3。この割合になると、とたんに拒否権の発動割合が高まるといいます。
取り分3万円を拒否するのは、うなずけます。でも考えてみれば、それは合理的な判断ではありません。経済的合理性(*)を追求するなら、取り分がたとえ1万円でも、拒否権は発動すべきではない。受け入れれば1万円もらえるわけですから。でも拒否すれば0円。どちらに経済的合理性があるかは “わかりきったこと” ですよね。

そんなわかりきったことが、なぜわからなくなっちゃうのか。わからなくなって、なぜ拒否するのか。それは感情が優先するからにほかなりません。つまり、経済的合理性<感情。感情とは、相手すなわち決定権者に対するそれです。お前が9万円で、このおれが(私が)1万円? ずいぶんと失礼だな。そんなこと言う奴に、金を手に入れさせてなるものか! だから、拒否する。

では、仮に1万円を受け入れるとして、それは経済的合理性を優先したからかといえば───じつはそうとも言い切れない。「ぼくが1万円だって? もう~そんなこと言っちゃって~。しょうががないなあ。でもいいよ、1万円で」
こんな感じで1万円を受け入れることだってあります。もともと相手にあった好感情がそうさせたのか。それとも、たまたま機嫌がよかったのか。

人は感情──もっといえばそのときの気分──によってものごとを判断するこも少なくない気がします。人は意外に不合理、なんでしょうか。       

(駿馬)

(*)経済的合理性。この言葉には、なんとなく高尚な響きがあります。ただし、それをトコトン突き詰めると、我利我利亡者になってしまいます。
【我利我利亡者】─がりがりもうじゃ─他をかえりみず、自分の利益だけを追い求める人。金の亡者。

今月のことば

人生とは(中略)平板なものでは決してない。物事の成功、失敗や、人の評判だけを気にするのではなく、右目で近くを、左目で遠くを見つめよう

*尾身茂「私の履歴書」(2025/3/15日本経済新聞)より

今月のすうじ

3775$

シンガポールの税引き後平均月給(都市比較サイト「Numbeo」による)。邦貨換算で56万円也。同国ではここ10年間で名目賃金が46%上昇しているという。では東京の平均月給は? シンガポールのおよそ2/3の2465$。経済的合理性を追求して(?)移住しましょうか、かの地へ。

編集後記

娘の高校卒業式に出席しました。全体式後は教室に戻り、保護者も参加してのホームルーム。そこでは生徒全員の一言スピーチがありました。泣きじゃくる子。淡泊な子。熱い子。さまざまです。うちの娘はというと──予想どおりのサバサバスピーチでした。 そんなサバサバ系娘に「今月のことば」を贈りましょう(響くかな。響かないだろうなあ)。   

(T0)

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