Vol.183 2023年12月号

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ディズニーリゾートの魅力とは

ここ最近、東京ディズニーリゾート(TDR)にハマっています。
先日、娘と4年ぶりにディズニーランドに行ってきました。
久しぶりの夢の国ということもあって、私も娘と一緒にはしゃいでしまいました。
2万歩以上歩いて、足はパンパンで、疲れ果てているのに、帰路に着いた途端、また行きたい…!って思ってしまうのがホント不思議です。

TDRを運営するオリエンタルランドは2023年度の1年間の売上や利益が過去最高の見通しであると発表しました。
変動価格制を取り入れたチケット収入も伸びているようです。
20年前はは5千円くらいだったチケット代も今では土日だと1万円を超えるようになりましたね。
有料(2千円~)で、人気の乗り物に優先搭乗できたり、パレードの座席を確保できるプレミアアクセスの販売により、客単価が上昇したことも過去最高益の要因の一つのようです。

私自身、子供の頃はディズニーには全く興味がありませんでしたが、子育てをしていく中で、子供と一緒にトイストーリーや美女と野獣などの映画をみて、ディズニーの魅力にどんどん惹かれていきました。
そしてテレビでTDRの特集などがあれば、こまめにチェックするようになり、Instagramでもディズニーオタクと呼ばれる人を何人かフォローすることによって、徐々に私の頭の中がTDRの知識でいっぱいになっていきました。

♪ ♪ ♪

TDRの魅力はなんといっても人々を飽きさせない演出だと思います。
1日では全てを体験することができません。
1年を通して、各シーズンやイベント毎に園内の企画は変化しています。その時しかない、ショーや限定商品があり、私が行った時は、ハロウィンのシーズンでしたので、どこを見てもかぼちゃやおばけだらけでした。
ハロウィン限定のものだけでなく、40周年限定のグッズもあり、今しか買えないもの、今しか見られないものばかりでした。

そして、今はクリスマスシーズンです。至る所にクリスマ スツリーやプレゼントでデコレーションされてて、キラキラ光ってて綺麗なんだろうなぁと想像できます。
シーズンごとに常に変化していくので、また行きたいと思ってしまうのもの納得できます。
また、TDRでは2,3年おきに新たなアトラクションを導入しているようです。
2024年の春には、ディズニーシーで新たなエリアができ、4つのアトラクションが増える予定です。
もの凄く楽しみです。

もう1つの魅力はキャストが明るく、皆楽しそうに働いていることだと思います。
トイレどこですか?と、私はよくキャストに尋ねるのですが、どのキャストに聞いても素早く丁寧に答えてくれます。そして別れ際には必ず手を振ってくれます。
キャスト全員がサービス精神に溢れていて、皆楽しそうに働いています。
キャストが笑顔で対応してくれるので、こちらも自然と笑顔になり、元気をもらえます。

お買い物中のレジでも、「ミッキーやミニーに会えましたか?」など、声をかけてくれ、別れ際には「楽しんでくださいね」と、ガーランドのシールにササっと可愛い絵を描いてくれ、娘にプレゼントしてくれました。
レジのお会計という、短い時間の中でも、私たち親子はとっても幸せな気持ちになり、ホスピタリティを間近で肌で体験することができ、さすが夢の国はすごいなぁと感動しました。

値段的にも距離的にも気軽には行けないTDRなので、また次行くときも徹底的に調べて楽しんできたいと思います。

(T2)

ヘタ字のコラム

もしもメロスにケータイがあったなら の巻

古典的な小説でタイトルはだれでも知っている。でも、どんな話だったっけ? こんなことはよくありますよね。たとえば『走れメロス』はどうでしょう。あらすじを話せますか。

メロスが激怒して走る話でしょ。助けた親友と抱き合っていたら、なぜか王様とも仲良くなって、最後に赤面するんだ。

何も見ずにだとこんなところでしょうか。
メロスが遅刻した話じゃなかったかな。これは誤解です。メロスは遅刻していません。遅れそうだったけど間に合っています。遅刻していたら親友は磔(はりつけ)です。それでは抱き合えませんよね。

──ということで今回は遅刻の話。

◆ ◆ ◆

わたしは、たぶん時間に正確なほうです。
約束の時間に遅れることは、まずない(と思っている)。そのために、常に時間に余裕をもっての行動を心がけています。車で移動するときは、特に です。
そのせいで待ち時間がン十分なんてこともしばしばあります。でも仕方ない。早い分にはこちらが時間をつぶせばいいだけのこと。問題はないのです。
とはいえ、“絶対に” 遅れないかといえば、さすがにそうもいきません。

以前、ある約束の時間に遅れたことがありました。10分か15分くらい。到着してドアをノックするも、留守のようです。だれも出てこない。おや、時間を間違えたかな。
やむをえず引き上げ、事務所に帰って電話をすると(当時は携帯電話がなかった)、会社の人曰く。

「いつも時間に正確な○○さん(わたしの名前)が来ないということは、約束は今日じゃないと思って・・・出かけてしまいました」←なんと!

これは時間に正確なことの唯一の弊害(?)かもしれませんね。
それ以来、少しでも遅れそうなときは連絡をするようにしています(いまは携帯電話がある)。

「渋滞していて5分くらい遅れそうです」こう連絡すれば安心です。 でも、そのとたん、なぜか渋滞は解消して、ほぼ定刻に到着。不思議とこんなことが起きます。遅れると見せかけて、実は間に合う──なんだか『走れメロス』みたいですね。

◆ ◆ ◆

もし、メロスが携帯電話を持っていたら。

メロス:もしもし、王様? 日没にすこし遅れそう・・・
王様:なに⁉ 間に合わない? よし、約束どおり親友は磔だ!

こうなると連絡も良し悪しですな。

(駿馬)

今月のことば

勇者は、ひどく赤面した。

── 『走れメロス』(太宰治)最後の一行

今月のすうじ

1.09倍

1992年の物価対2022年の物価の比率。つまりモノの値段はこの30年変わっていない。日本全体に物価は上がらないというノルム(社会規範)が染みついたことが理由のひとつだという。その傾向は変わりつつある。

かつては日本人も、モノの値段は上がっていくが普通だと思っていたのだ。

編集後記

幼いころの冬休みは、祖父母の家にも行っていました。雪深い山奥か関西の住宅地か、いずれにしても遠出でした。でも祖父母が亡くなったり施設に移動したりしてからは、イベントに行ったり、友達と旅行したり、各自かなりの自由が許されている家でした。今まで親戚付き合いがほとんどなく、「正月くらいダラダラしたいんだわ」という母の言葉に感銘を受けたわたしは、冬休みの帰省が億劫でなりません。一週間あるかないかの貴重な休みに、なぜかあっちへこっちへあまり知らない人とご飯を食べるだけに……と思ってしまうのです。ただ父は「正月くらい顔を見せなさいな」ということを言っていたようにも思うし、そうだなとも思うので、まあ……会えるうちに元気なうちに、というところですよね。

(T1)

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