Vol.179 2023年8月号

TOPICS

首位を走るFC町田ゼルビア

東京都町田市を拠点とするサッカーJ2のFC町田ゼルビアが現在首位に立っています。
地元の少年サッカーチーム起源とするクラブにとって、長年の悲願だった初のJ1昇格が現実味を帯びてきています。
娘の幼稚園にもサッカー教室で指導しに来てくれたり、幼稚園のイベントにもゼルビー君(※FC町田ゼルビアのマスコット)が駆けつけてくれたりと、何かと関わりがある町田ゼルビアがJ1に昇格するかも?!となると、とてもワクワクします。

数年前までは、J1昇格要件が揃っておらず、J2で優勝してもJ1には昇格はできないという状況でしたが、今では、天然芝の練習グラウンドや収容一万五千人のスタジアムに続き、クラブハウスもでき、J1昇格の施設要件は揃いました。
あとはなんとかこのまま首位をキープして、自動昇格することを願うのみです。

監督の手腕

2022年シーズンは15位と中位以下という結果でしたが、なぜ今年はこんなにも調子が良いのでしょうか。
補強した外国人選手が好調なのもあると思いますが、やはり監督が変わったことが大きいのでしょうか。
長年、青森山田高校で指揮を執っていた黒田剛監督が、今シーズンから就任しました。
当初、監督交代には賛否両論があったみたいですが、今となっては、こんなにもチームが強くなるのかという手腕を見せられましたね。
監督にとっても、アマチュアからプロへの転向で、大きなチャレンジだったと思いますが、このままこの調子で今シーズンを乗り切ってほしいですね。

経営面でのサポート

経営面でも数年前にサイバーエージェントという後ろ盾ができたのが大きいのでしょうね。
入場者数も右肩上がりで、今後まだまだ伸びそうです。

地元に密着するクラブ

幼稚園や小学校への出前サッカー教室だけでなく、女子サッカー教室や45歳以上向けのサッカー教室など、幅広い世代へのサッカー教室も展開されています。
地域のイベントや清掃活動なども定期的に行われており、地元の人たちとの交流も深まっています。
今後も町田ゼルビアが開催する様々なイベントを通して、人々との交流が盛んになって、町田全体が盛り上がるといいですね。
J1昇格が決まって町田で凱旋パレードが開催されることを密かに願っています。

(T2)

ヘタ字のコラム

時空を超えて、自分に見張られる の巻

私の事務所の机にはデスクマットが敷いてあり、ある写真が挟 まっています。
写真の主は、幼稚園児くらいの子ども。
劇中でかぶるような 帽子を頭に乗せ、手には剣を持ち、ポーズを決めています。
セピア色でずんぶん古そうな写真です。

写真の主はだれでしょうか?

◆ ◆ ◆

だれかの目を意識することで、行動が変わった。変わったのは “良い方向へ” 。多く人が経験のあることかもしれません。
それについて、興味深い実験があります。
イギリスのさる大学の研究チームが、無人販売店の代金箱に花の写真を貼ったときと人の目の写真を貼ったときの売上を比べてみたのです。

結果は───なんと、人の目を貼ったときの売上のほうが2.76倍多かった! 防犯カメラを設置したわけではありませんよ。それでも、だれかの目を意識することで(それがたとえ写真の目であろうとも)ちゃんとお金を入れる人が3倍近くも増えた。同じような結果が得られた実験は他にもあるようです。

それにしても、なぜ人は単なる写真の目によって行動が変わるのでしょうか。 人の目は、人間の進化の過程で強烈に意識されるものになった。それにより、脳が写真の中の目を実物だと錯覚するからだといいます。 目は実験結果にあるように、現物の目でなくても効果は同じ。目の主も、だれかにとって怖い人のそれでなくてもかまわない。誰の目でもいいのです。

◆ ◆ ◆

冒頭の問いの答え、写真の主は幼稚園児の私です。 写真の理由はもうお判りでしょう。それは、だれかの目を意識して、より良い行動をするため。その目の主に幼いころの自分を選んだというわけです。

サボろうとすると、目の主はこう言うでしょう。
──サボっていると、この剣でやっつけちゃうぞ!──

邪(よこしま)なことを思うと、こう言うでしょう。
──ぼくはそんな大人にはなりたくない!──

幼いころの自分にそんなことを言わせるわけにはいきません。

私は、時空を超えて、自分に見張られている。

(駿馬)

今月のことば

忘れるだけ忘れてしまえ
   肝心なものだけ残るだろう

── 岸沢維安(禅僧)

今月のすうじ

45年ぶり

この7月の平均気温は、統計を始めた1898年以降で最も高かった。気象庁による。これまでの最高は1978年で、45年ぶりの記録更新。“危険な” と形容される暑さを忘れる妙案、どなたか知りませんか。

編集後記

暑い日が続いています。熱中症の注意喚起をよく見ます。水分をとりましょう、とか、エアコンを使いましょう、とか。しかし「運動は控えましょう」は今まであまり聞いたことがなかったような…?現代人の運動不足を受け、運動は推奨されることが多いイメージだったので、健康のために禁止されるというのは、新鮮に感じました。それくらい危険だということですね。エアコン使用が当たり前になって、体が余計に暑さに弱くなっている気もします。事務所の飴箱には塩分タブレットが登場しました。皆様も十分にお気をつけてお過ごしください。

(T1)

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