Vol.157 2021年10月号

       
【アーカイブ記事】掲載されている情報や制度は、各号の発行当時のものです

TOPICS

91才の総務部員さんのおはなし

ギネス認定「世界最高齢の総務部員」玉置泰子さん

昨年のニュースで、90才の事務員さんがいることに驚きと尊敬の気持ちで見ました。91才の現在もフルタイムで働く玉置さんは、どのような精神と生活スタイルをお持ちなのでしょう。

家での過ごし方

朝5時半に起床して30分ヨガをし(ヨガ歴50年)、心では般若心経を唱え、朝目覚めたことを感謝します。俳句や短歌もたしなみます。同居する3歳下の妹さんが家事全般を担い、「妹の料理のおかげでいつも元気でいられる」とこれまた感謝します。体と心を整えてバランスよく脳を使うのがポイントでしょうか。

勤務先-サンコーインダストリー株式会社-

946年創業、大阪市西区にある130万種類以上のネジを取扱う専門商社で、従業員数約430人と大規模な会社です。
玉置さんは毎日バスと電車で通勤し、総務部長付け課長として経理や庶務をしています。79才の奥山泰弘会長よりも会社の歴史を知る、勤続65年。

社内でIT化が進んだ時、ワクワク気分でパソコンの使い方を習得し、一変する業務に柔軟に対応。「働くことが好きなんです。工夫をすればどんどん楽しくなる仕事に我を忘れて没頭してしまう」と仰います。変化を恐れず挑戦する気持ちと明るいお人柄が、会社から必要とされ続けるのでしょう。YouTubeで検索したら、とても速い口調で発言されていて頭脳明晰さがよく分かりました。

人生100年時代をどう人生設計するか

2021年、65歳以上の人口割合は29.1%で、日本が世界1位となりました。少子化による労働力人口の減少から働く意欲のある人が年齢関係なく働ける環境整備が課題となっています。皆様は、○歳まで働く・〇歳になったら何をする等々計画がございますか?ちなみに私は主人の定年待ちです。定年後はゆったりと楽しい事だけしてほしいな…と考えています。

(堀川)

ヘタ字のコラム

インボイス、インボイス、インボイス の巻

耳慣れないカタカナ語を聞くと、こう思うことがあります。「なにそれ? 日本語で言ってよ」
とはいえ、そのカタカナ語がスタンダード(←出た。カタカナ語。「標準」ということです。念のため)になることだってあるかもしれません。

さて───ちかい将来、皆さんは「インボイス」というカタカナ語を頻繁に耳にすることになるでしょう。
当事務所からはもちろん、ほかのところでも。
インボイス・・・聞き馴れた人もいる反面、馴染みのない言葉だと思う人も多いかもしれません。
聞き馴れた人にとってのインボイスは、モノを送るときの「送付状」のことですよね。でも、これから皆さんが多く耳にするインボイスの意味合いはちょっと違う。
要は請求書・領収書のことです。
されど、ただの請求書にあらず。記載事項の決まった請求書です。

インボイスがなければ、消費税の計算で控除ができない。
消費税を納める会社のうち、インボイスの発行事業者(税務署に登録した会社)だけがインボイスを発行できる。

こんな制度(いわゆる「インボイス制度」)が2年後の2023年10月から始まります。
それに先駆けて、登録のための申請もこの10月から開始しました。

インボイスは、日本語では(税金の用語では)「適格請求書等」といいます。インボイス制度は「適格請求書等保存方式」。
これだと横文字のほうがスタンダードになりそうですね。「適格~~」はいかにも堅すぎます。実際、すでにインボイス、インボイス方式のほうが通りがいいようです。
適格請求書等なんて言おうものなら、「なにそれ? 横文字で言ってよ」

(駿馬)

今月のことば

「あいつは絶対に失敗する」
と多くの人々が合唱するのを聞きながら、僕は戦闘を開始した。

── 見城徹(当時、角川書店の取締役)が幻冬舎を創業したときの決意

今月のすうじ

15兆円

日本人の寝不足による年間の経済損失。対GDP比ではおよそ3%で、調査国中、最下位なんだとか。日本をそこまで凹(へこ)ませる平均睡眠時間は7時間22分。そんなに短いとも思えないのだが・・・でも、他の国の人びとはもっと寝ているわけです。いったいどのくらいかといえば、プラス1時間ほどらしい。

編集後記

健康診断でメタボ注意と言われてしまった主人。ポテトチップスが大好物な主人も一念発起して食事制限ダイエットをはじめました。食事制限といっても量を減らしてカロリー数を減らすものです。毎食、自分で食事を秤にのせカロリー計算しノートにつけています。元々豆な性格でしたが本当に良くやっていると感心しています。ただこの方法、結果が出るまでには少々時間がかかりそうです。

(田中)

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