Vol.156 2021年9月号
目次
* 【アーカイブ記事】掲載されている情報や制度は、各号の発行当時のものです*
TOPICS
2021年10月から普通扱い郵便物土曜日配達の休止
皆様のところにも案内のチラシが入っていたかもしれませんが、2021年10月から普通扱いの郵便物・ゆうメール・スマートレター・特定記録の土曜日の配達が休止されます。
お届け日数も1日程度繰り下げ
2021年10月から段階的に普通扱いの郵便物・ゆうメール・スマートレターのお届け日数も1日程度繰り下げられます。 近県であれば普通郵便でも翌日届いていたものが届かなくなるというのは不便になりますね。
お急ぎの方は速達を~速達料金は引き下げ
土曜日配達休止やお届け日数の繰り下げが行われるのと同時に速達の利用を促す目的か速達料金の引き下げが行われます。250gまでの場合、現在290円なのに対し260円となります。
手紙を出す人が減っている
普通扱いの郵便物ですが、2020年にはコロナの影響で企業などの広告の郵便物も減り、大きな減少となっていました。近年手紙を出す人も減少し、数年前のアンケートになりますが手紙を出す頻度が月1回以下という人が84%にものぼったそうです。
未だに筆まめな母
年齢的にもスマホなどを持たない私の母は未だに筆まめです。学生になって一人暮らしを始めたころから数えると300通くらいになりますでしょうか。
電話で話しをしたらよいことまではがきにちょこっと書いて送ってくれます。
この時代にタイムラグはあるものの少し癖のある母の字で書かれた手紙は胸に響きます。
(田中)
ヘタ字のコラム
面接もリモートの時代へ の巻
今のご時世、人材採用にあたって「リモート面接」なるものが行われているといいます。
その名のとおり、離れたところからの画面だけの面接です。会わない面接。場合によっては、入社初日が初顔合わせなんてこともあるんだとか。そんなんでだいじょうぶなのかな? こう思いますよね。不安になります。
でも、リモート面接には、リモートならではの〝良さ〟もまたあるらしい。
たとえば、自信満々で、かつ自己アピールのうまい人。
こういう人がリアルでの面接にくると、面接官はその雰囲気に取り込まれて「できるヤツ」という評価を下してしまう。で、採用。もちろん、その人が実際に「できるヤツ」ならいい。
でも、えてしてそういうタイプには「残念な人」も多いといいます。結果、自信満々で自己評価は高いわりには、実際は「残念なヤツ」を採用したことに・・・。
これに対して、リモート面接では、相手の雰囲気に取り込まれることが少なくなるらしい。したがって、冷静な判断が下せるというわけです。
なるほど、リモート面接にはそれなりの良さがあるのはわかりました。
とはいえ〝画面だけ〟にするのには、勇気がいります。一方、リモートならではの良さも捨てがたい。
ということで、やはりここは日本的解決の出番。
どちらかにするのではなく、ハイブリッド。リモートとリアルの両方の面接が、いい人材を採用するためのカギになる(?)。
(駿馬)
今月のことば
ときどき理屈に合わないことをするのが人間なのよ
── 源静香(源静香とは何者? 一見、歴史上の人物風。カン違いしそうですけど、静御前
のことではありません。じつは「ドラえもん」のヒロイン、しずかちゃんの本名)
今月のすうじ
9.8 %
週休3日制の企業の割合。2020年の厚生労働省の調査による。そんなにあるのかと素直な驚き。アイスランドで5年にわたり行われたの実証実験では、週4日労働制の下での生産性は「維持または向上した」らしい。政府も週休3日制を後押しする方針。でも、給与をどうするかや副業を認めるかという、中小企業にとってはクリアすべき課題も多い。
編集後記
コロナワクチンの2回目を接種しました。最初は安全性など心配で迷っていましたが、心境って変わるものです。心配していた副反応は、接種翌日の発熱でした。熱といえば、いつぞや風邪をひいて発熱した時、自己免疫力を信じてただ寝ていたら10日間熱が下がらず蓄膿症になっていたというトホホな経験あります。ウイルスに負ける時は負けます。しんどい時は即病院ですね。
(堀川)