Vol.154 2021年7月号
目次
* 【アーカイブ記事】掲載されている情報や制度は、各号の発行当時のものです*
TOPICS
最近流行りの”サブスク”とは
マカロン1日1個、月1,000円
これは洋菓子店「ダロワイヨ」が始めた”サブスク”。月1,000円支払えば1日1個マカロンが受け取れます。1個200円程なので数日通ったら元は取れますね。わかりやすい例となりますが最近流行りの”サブスク”とはサブスクリプションの略で一定期間の契約でサービスや商品、製品などを受けられるというものです。
定期券を持っている方限定JRのサブスク
そもそもこのサブスクが始まったのはコロナ禍で在宅ワークが普及し、商業施設や駅周辺の人の流れが減ったことが背景にあります。鉄道業界も主要となる定期券の売上が大きく落ち込み、とにかく駅を利用してもらおうということでサブスクに乗り出しました。
JRでは上野駅、秋葉原駅、八王子駅の定期券を持っている方限定で月2,500円で1日3回までコーヒーが受け取れたり、駅の一部を改装したシェアオフィスが利用できるサービスが始まりました。
サブスクは儲けではなく宣伝効果に期待
商品や製品が対象の場合、サブスク自体には儲けはないといわれています。しかし、そのサービスを利用する為に少なからずとも出向く人が増え、結果他の売上が見込めるようになってきています。
小田急では定期券が無くても受けられるサブスク
小田急では鉄道の駅構内だけではなく、小田急百貨店内の店舗などでさまざまなサービスが受けられるサブスクがあります。通勤で鉄道を利用しない者としてはJRのようなサービスは受けられないので、小田急のような身近で便利な場所なら利用してみたいですね。
(田中)
ヘタ字のコラム
スマホを捨てよ、町へ出よう の巻
ラジオで聞いた、人の幸福度についての話。
90歳を超えた人の幸福度は高い
「老年的超越」というらしい。なぜかちょっとかっこいい。
すべてを超越したその先には幸福が待っているということか。あるいは神に近づいたというべきか(?)。
反対に、40歳代、50歳代の幸福度は低いといいます。いろいろ悩み多きお年頃なので仕方ないですかね。でも、ご安心を。今が底なだけで、これからあと、幸福度は上がっていく一方ですから。
上を向いている人の幸福度は高い
最近はスマホを見るため下を向く人が多い。人は太古の昔から落ち込んだときには下を向いてきた。下ばかり向いていると、脳が不幸だと錯覚してしまう。
スマホを捨てよ、町へ出よう。そして、空を見上げよう。
大股で歩く人の幸福度は高い
幸福度が高いから、大股で歩く。こんな解釈もできそうだけど・・・いやいや、まぜっかえすのはよしましょう。
「幸せだから笑うんじゃない。笑うから幸せになるんだ」この言葉のとおり、ちょっと落ち込んだときは、意識して大股で歩けば気分も変わるかも。
ちなみに────長続きしない幸福なるものがあるといいます。それは「地位財」に起因する幸福。地位財とは、地位や財産など他人と比べることができるもののことです。つまり、こういう幸福(↓)は長続きしない?
(駿馬)
今月のことば
やれば、思わぬ条件が湧いて出て行動を有利にすることがあるのだ。勇気と決断と行動力さえもちあわせておれば、あとのことは天にまかせればよい。
── 「関ケ原」(司馬遼太郎)より
今月のすうじ
62 円
送金元銀行が、銀行どうしの決済システムを利用するときの手数料。私たちが銀行に支払う振込手数料の原価にあたるものです。62円は今年10月からの新料金(送金額にかかわらず一律)で、現行の手数料から大幅な値下げ。原価が下がるわけだから───10月以降は振込手数料が下がります。
編集後記
新型コロナウイルスのワクチン接種(1回目)を受けました。多くの人が語っているように、注射自体の痛みはほとんどなし(筋肉注射ということで、深く刺す映像がよく流れていたのでちょっと緊張しましたが)。
関係があるかわかりませんけど、その日の夜はやたらと眠かった(ZZZ・・・)。
(高橋)