Vol.150 2021年3月号

       
【アーカイブ記事】掲載されている情報や制度は、各号の発行当時のものです

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ダイレクト納付は便利で不便

事務所通信でも何度か取り上げているダイレクト納付ですが、実際に使ってみて、便利なところと問題点など見えてきたところをお伝えします。

当事務所でのダイレクト納付運用

ダイレクト納付でも紙での納付同様、納税者の方にご自身で納付を行っていただく必要があります。
e-Tax(国税)やeLTAX(地方税)にログインし、納付日を指定することで、届出口座から税額が振り替えられます。

ダイレクト納付のここが便利

ダイレクト納付のメリットは、やはり銀行窓口に行かなくて済むことです。
国税の場合はスマホから簡単に納付を済ませることができるので、非常に便利です。
税額は電子申告済み、口座は届出済なので、間違える心配はありません。

ダイレクト納付のここが不便

すべての税目でスマホから簡単に、とはいきません。
地方税は現状スマホからの操作で納税することができず、PC版のソフトが必要です。
そのPCソフトも使い勝手が悪く、改善が必要な点が多いと感じます。

ダイレクト納付以外の納付手段もあります

ダイレクト納付を行うメッセージボックスからは、ダイレクト納付以外の電子納税に進むこともできます。
ATMやネットバンキングからのペイジーによる納付や、クレジット納付(手数料がかかります)などが可能です。
納付書はありませんが、控えは必ず保管をお願いします。

(山本)

ヘタ字のコラム

もう印かんはつかない、の巻

今の社会情勢の中で、一気に進んだ感のあるテレワーク。同じく一気に進みつつあるのが “脱・ハンコ社会” “脱・紙社会”です。
それは、税金の世界も例外ではありません。

脱・ハンコ社会

2021年度(令和3年度)の税制改正で、税金関係の書類における押印義務の見直しが図られました。一部の例外*をのぞいて、申告書などにハンコは不要ということになったのです。
2021年4月からです。
でも、じつは、改正前の今月(2021年3月)、税務署にハンコの押していない書類を持って行ってもふつうに受け付けてくれるはず。
なぜなら──ほんとうは4月からだけど、その前でも、改めて押印は求めません。こういう制度運用になっているんですね。
もちろん、書式はすぐに改定されないので、押印欄は当分の間(ずっと?)残ります。でも、それは無視して大丈夫です。

*一部の例外
現行、実印を押印し、印鑑証明書を添付することになっている書類。担保提供に関する書類や遺産分割協議書がそれに当たります。

脱・紙社会

電子申告(インターネットによる申告)と電子帳簿保存(データによる帳簿の保存)。どちらも紙を使いません。
このどちらかの方法によることで、青色申告控除額が10万円増えるという制度が始まっています。
2020年分の確定申告(2021年3月申告)からです。
じつは、この制度にはからくりがあって、青色申告控除額は前年より10万円少なくなっているんですね。ということは、10万円控除額が増えても、結局は、いってこい*。以前の同じ控除額になるだけのことです。
とはいえ、この制度を使わなければ、控除額は少なくなったままですから、ぜひ利用したいもの。
当事務所は、もちろん100%電子申告です。

*いってこい
プラスマイナスゼロ。用例:「序盤のレースは大損したけど、最終レースで万馬券当てたから──だ」

(駿馬)

今月のことば

毎日1%だけ、昨日と違うことを実行しよう

── 『「先延ばし」にしない技術』(イ・ミンギュ著)より

今月のすうじ

44 歳

アメリカ企業時価総額上位30社の創業からの“平均年齢”。30年前の水準のおよそ半分らしい。つまり若返り。GAFAに代表される巨大IT企業の急成長の影響が大きい。一方、日本企業のそれは、56歳から66歳へ。こちらは老化現象(?)進行中。

編集後記

このところ我が家の朝の食卓にはいちごがよく並びます。安くてもおいしいいちごを見つけたんです。その名も“いちごさん”。佐賀産の新しい品種らしく“いちごさん”はブランド名のようです。大粒で酸味が少なく果汁はみずみずしく食欲のない時でも食べられてしまいます。
県やJAなどが共同開発し、7年もかかったとか。

(田中)

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