Vol.105 極楽浄土は光の世界、テクノ法要

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極楽浄土は光の世界、テクノ法要

かけ離れた2つのものを組み合わせると、新しいものが生まれることがあります。福井県照恩寺の住職、朝倉行泉さんが考え出した「テクノ法要」もその一つです。

テクノミュージックと、念仏を唱えて釈迦の教えを伝える法要を組み合わせたものです。真っ暗にした本堂の中で、照明やプロジェクトマッピングを用いて、仏像に向けて様々な色や形を映し出します。

念仏を乗せる音楽はもちろんテクノ音楽。木魚でやるように、電子音で同じ拍を刻めば、すんなりと念仏が乗っていきます。

興味を持ってもらうこと

このテクノ法要、仏教離れが進む今、少しでも興味を持ってもらいたくて、光の世界と言われる極楽浄土を、現代の技術を使って再現できないかと考えたものだそうです。

もともと、仏像にしても、伝来の時には既存の民俗宗教の信徒からの信仰を得るため極彩色と言われる色や、金色を用いて、極楽浄土の美しさを訴えたものでした。宗教的な成り立ちとしても、問題があるわけではないと言えるでしょう。

伝統の立場ではない私たち

現代的なものと、伝統的なものを組み合わせることで、新しい世界が生まれるというのは、発想の仕方として学ぶところがあるように思います。現代に生きて、お金を扱う仕事をする私達の場合は、意識して古いものに触れていくことで、より発想の幅が広がるかもしれません。

ネット上での配信 

ちなみにテクノ法要は、youtubeやニコニコ動画などの動画配信サイトで見ることができます。ご興味を持たれた方は、検索してみてください。

(和﨑)

ヘタ字のコラム

この6月、情緒的な理由(?)でビールが値上げ、の巻 

■■■ 2017年6月ビール値上げ

2017年6月。一部のお店でビールが値上げになりました。酒税法の改正によるものです。とはいえ、酒税の税率が上がったわけではありません。理由は、もっと情緒的(?)なところにあり。

 

町の酒屋を守る。これがその情緒的な理由。

大手が安売りをすると町のお酒屋さんが困る⇒大手の安売り禁止⇒従わないと罰則あり⇒大手値上げ

こんな図式です。

町の酒屋さんへ愛の手を、というわけですね。

なぜそこに救いの手を差しのべるのか。それには、過去からの経緯が絡むおとなの事情があるようでして。

*おとなの事情が知りたいお友達は、2017年6月2日付日経新聞一面のコラム「春秋」を読もう。 

 ■■■ 過度な安売り禁止! 

ということで、〝行き過ぎた安売り〟を禁止するというのが今回の酒税法の改正なんですね。それによって、町のお酒屋さんが守られる(と国はおもっている)。そのために、大手さんはビールを適正価格で売ってね。あまり過度な安売りをつづけると、う~んそうだな、最悪お酒の販売免許取り消しちゃうよ。こういうわけです。

ところが、適正価格とひと言でいっても解釈に幅がある。お店によってマチマチです。大手の中でも値上げに踏み切らないところもあって、足並みは揃っていないようです。

この情緒的な改正、しばらく混乱がつづきそう、ですかね。

(駿馬)

今月のことば

人生のどん底に堕ちたとき、這い上がるかどうかは自分次第だ   

 映画「ベストキッド」から

今月のすうじ

248番目。天皇陛下の退位により3年以内に元号があたらしくなります。日本の元号は、645年「大化」が第1号で1989年「平成」まで247。新元号は248番目ですが、さてどのように? 早くも気をもむ業界があるようですね。 

編集後記

息子の中学硬式野球部はボーイズリーグというリーグに加盟している為、公式戦となると母親にアナウンスの当番がまわってきます。

練習していったのにもともと野球に詳しくなかった私は代打からの選手交代と守備変更に大慌て。しかも、変更を伝えてきた審判も守備を間違っていて、まさにドツボ。

球場には沈黙の時間が流れたのでした…。

(田中)

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