Vol.112 男性の長寿全国1位は滋賀県に

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男性の長寿全国1位は滋賀県に

昨年12月に厚生労働省が発表した「平成27年都道府県別生命表」で男性の平均寿命の1位が滋賀県になりました。関東に住んでいると縁遠い県の一つですが我が家は主人が滋賀県出身。義母も同居している為、この話題で盛り上がりました。関係がない方には何故、滋賀県が?という疑問が沸くのも当然で実態がわかりにくいかもしれません。

滋賀県は水も米も野菜も魚も!豊か

滋賀県といえば琵琶湖しかないイメージですが、山も多く水がきれいで、水道水もそのまま美味しくいただけます。その豊かな水でお米も野菜もよく育ち、ごはんや野菜のおかずをとにかく沢山食べるのです。さらに小鮎など丸ごと食べる小魚料理も多く、また、隣の福井県からは新鮮なサバなども流通しており、海なし県でも魚類を多く摂取していると思われます。 この豊かな食事が健康な体の基礎になっているのでしょう。

疾患での死亡率の低さも

この長寿全国1位の要因として、疾患での死亡率が低いことも挙げられています。実際に身内や親戚の中にはがんで手術した方が何人かいますが、10年過ぎても存命です。健康でここ数年病院へ行ったことがないという話も良く聞きます。病院での受診は本当に悪いときだけとし、少し体調が悪いくらいの時は、梅干しやしょうがなど自然のものや漢方薬で対応しています。

滋賀県人は質素倹約

“始末して気張る”は近江商人が美徳としていたことです。滋賀県人には、今でもこの考えが根づいており、普段はお酒なども飲まず、外食なども控え、家で採れた野菜中心の“始末した”食生活としています。でもこれが結果的に健康へとつながっているのです。

華やかな生活をしていると少し寂しい感じがするかもしれませんが健康な体でいられるほど大切なことはないと思います。 近江商人も健康だったから、商売がうまくいったのかもしれませんね。

(田中)

ヘタ字のコラム

恭喜發財。六根清浄。の巻

■■■ 恭喜發財

中国のお正月では、門前に縁起のいい言葉を書いた赤い縦長の紙を貼りだすことが多いといいます。そのおめでたい語句でも、もっともポピュラーなのが〝恭喜發財〟なる言葉。 恭喜は「新年を祝う言葉」で、發財は「財産を築いてお金持ちになること」。

つまり、〝恭喜發財〟は「明けましておめでとうございます。今年もお金が儲かりますように」といった意味になります。

お正月からお金儲けうんぬんのあいさつをするとは! 中国人らしいといえば中国人らしい(?)

■■■ 六根清浄

初詣行かれましたか?

初〇〇というのは、何度かあるうちの第1回目という意味のはず。でも、神社へのお参りは年に1回。初詣のときだけ。こんな人が多いような気がします。これまた、日本人らしいといえは日本人らしい(?)。

初詣をした帰り道に寄った書店で、ちょっと気になるタイトルの本を見つけました。初詣帰りだけに、気分は神社づいているのか、その本のタイトルは、『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』。ついている帯によると、20万部突破のベストセラーのようです。

その本で出会ったのが〝六根清浄(ろっこんしょうじょう)〟という言葉。

六根とは、眼、耳、鼻、舌、身、こころのこと。この六根が清らかならば、願いごとが叶うらしい。

「ろっこんしょうじょう、ろっこんしょうじょう」こう唱えつつ歩けば、余計なことを考えなくなり、穏やかにこころが満たされていく効果もあるんだとか。いま、一部で流行しているマインドフルネス効果(ストレス軽減や創造性の向上などに役立つとされています)に通じますね。

2018年が明けました。本年もよろしくお願いいたします。

(駿馬)

今月のことば

長い時間考えた手がうまくいくケースは、非常に少ない。

──羽生善治(将棋棋士)

今月のすうじ

48.8%。都民のスギ花粉症患者の割合。東京都が行った実態調査の結果です。割合は若い世代ほど高く、世代が上がるほど低くなる傾向にあります。そろそろスギ花粉症が話題になる季節。あなたはなにか対策をしていますか?

編集後記

正月のお雑煮に地域性が出るとよく言います。

私は生まれた時から川崎に住んでいますが、母は鳥取出身です。

そんな実家のお雑煮は、比較的オーソドックスな鶏雑煮。山陰地方に見られるあずきなどは入りませんが、お餅だけは丸餅でないと正月が始まりません。

(山本)

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